UCHIDA'S DINING JOURNAL
ラ・ジュネス ── シャンパン「アンリオ」のワイン会
コースの流れ
| # | 料理 | 素材・特記 | ペアリング |
|---|---|---|---|
| お通し | フリチュール(軽いフライ) | アラン・シャペルのスペシャリテ。ワカサギ、小エビ、アナゴ、パセリ。手でつまんでスタート | 🥂 ブリュット・スーヴェラン(至高/3年熟成のスタンダード) |
| 前菜 | サラダ・オートン(秋) | オマール、ソーモン、フォワグラのテリーヌ、赤い野菜類。秋の紅葉を思わせる色使い | 🥂 ブリュット・ロゼ(赤ワイン13%、サーモンピンク) |
| スープ | キノコのカプチーノ仕立て | 秋のスペシャリテ。スープとしては珍しく良いマリアージュ | 🥂 ブラン・ド・ブラン(コート・デ・ブラン5年熟成シャルドネ/上田ソムリエ推奨) |
| 魚料理 | 明石鯛のシャンパン蒸し | ホウレンソウのソース | 🥂 ブリュット・ミレジメ 2003(猛暑年。クリーミー・フレッシュ) |
| メイン | シャラン産鳩の胸肉 | 分厚いのに柔らかくくせなし。付合せは腿肉ミンチを茄子スライスで覆ったもの、縮緬キャベツに包んだフォワグラ(相乗効果) | 🥂 1998 キュヴェ・アンシャンテルール(トップキュヴェ/大きめの白ワイングラスで) |
| チーズ | チーズ4種 | 地産地消。シャウルス、ラングル、アベイ・ド・シュトー、ブリー・グランマニエ風味 | 🥂 残しておいた各シャンパンと合わせる |
| デザート | フランボワーズのムスリーヌクリーム(アマレット/あんず風味) | チョコレートのソルベ添え。久保田さんの新作 | 🥂 ブラン・ド・ブラン(上田ソムリエが「一杯だけ」とサービス) |
ペアリングの要点
**キノコのカプチーノ × ブラン・ド・ブラン**
- 通常スープにワインは合わせにくくパスすることが多いが、これは良いマリアージュだった
**シャラン産鳩 × 1998 キュヴェ・アンシャンテルール**
- トップキュヴェは料理に負けず、しっかりマリアージュして大満足
- 最後の2種はフルートでなく大きめの白ワイングラスで(より味わえる)
**デザート × 冷えたブラン・ド・ブラン**
- デザートに冷えたシャンパンは最高に合う
内田氏のコメント
- トマ・アンリオ氏:品質決定者として「誰が造っているのか」という責任感を常に意識。「家族経営の良さを前面に」と高い誇り
- 通常法律で15カ月熟成のところ、アンリオはスタンダードを3年寝かせる。「澱が作用してうまみに替わり、ほんのり甘みが残る」
- 追求するのは「レースを思わせるエレガントさ」「枠の中におさまった安心感」。車に例えると派手なポルシェでなくベントレー(地味だが良さがじわじわ分かる)
- アンリオ氏に「フランスでもシャンパンで通す食事会は盛んか」と尋ねたところ「まだ一般的でない。日本は進んでいる」との感想
- チーズで残したシャンパンを全部飲みほし「トータル1本飲んでいる感じ」でフラフラ
- ラ・ジュネス独自の音楽ステージを堪能。ソプラノ宇津木さんのプッチーニ「私のいとしのお父さん」でお開き
- 帰りにアンリオのロゴ入りハンドバッグハンガーを頂戴。「今日も大満足の一夜」
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