UCHIDA'S DINING JOURNAL
フロリレージュ
コースの流れ
| # | 料理 | 素材・特記 | ペアリング |
|---|---|---|---|
| お通し | スモークした小さなサツマイモ | 大皿に焚き火の跡のようにほうじ茶の葉を枯葉に見立ててスモーク、煙とお茶の香り | 🥂 フルーリー(ピノ85%・濃いめの色合い) |
| アミューズ | 三重県産生エスカルゴのエスカルゴ・バターソース | 殻の中に小さなクルトン。フランスでも生は通常6月のみ | |
| 前菜 | フォワグラ入りブリオッシュ、和栗・栗のピューレ・コンソメジュレ添え | ロワジス(オアシス)ルイ・ウーティエ氏のスペシャリテ | 🍷 2011 ヴァン・ド・ターブル・ラ・リューヌ(ロワール/シュナンブラン・白) |
| 魚料理 | 舌平目のスフレ、ルドワイヤン風 | 鳥取産小ぶりの舌平目に新鮮なホタテのムースを詰め、エビ殻のアメリケーヌ・ソース、マッシュルーム添え | 🍷 2009 ムルソー(白) |
| メイン | 肥育鶏(プーラルド)のヴェッシー包み煮 マリューズ・ヴェタール風 | フェルナン・ポワンのスペシャリテにアラン・シャペル流アレンジ。フォワグラ入り濃厚コンソメ(ノンフィルター)、小ぶりの大根・ニンジン・ネギ、スペルト小麦添え | 🍷 2007 ジャック・カーシュ エシェゾー(赤)/🍷 2010 テラス・ド・ラルザック(ラングドック・赤、グルナッシュ60+シラー+カリニャン) |
| デザート | リンゴのクレープ・カルヴァドス風味 | オーベルジュ・ド・コンデの一品。古典はパイナップルだが季節でリンゴに変更。擂ったリンゴをクレープで挟みバニラアイス添え、炎の立つカルヴァドスを掛ける | シードル+カルヴァドス |
| 食後 | コーヒー、食べられる大振りなホウズキの砂糖掛け |
ペアリングの要点
**前菜フォワグラ × 2011 ラ・リューヌ(シュナンブラン)**
- ほのかな甘みがフォワグラに合う。シャープな酸味がないためアルザスではないと内田氏は判断
- 何か条件を違えたためヴァン・ド・ターブル格になっているが美味
**魚料理(アメリケーヌ)× 2009 ムルソー**
- オマール(甲殻)にシャルドネは古くからのマリアージュの基本中の基本
**メイン × エシェゾー/テラス・ド・ラルザック**
- 標高400mの高地畑のテラス・ド・ラルザックは黒っぽい色でも酸味浅いまったり感がなく、心地よい酸味
内田氏のコメント
- 焚き火に見立てたお通しの驚きの演出を「フロリレージュの面目躍如」と評価
- アメリケーヌ・ソースが素晴らしく一同大満足、「久しぶりにパンでソースをぬぐった」との声も。ソースたっぷりこそ古典料理
- 「バターリッチすぎて食べにくい」という懸念はなく、川手シェフの味付けの上手さによるものと推察
- ブラインドのワインは皆なかなか銘柄を当てられず、内田氏もムルソー・エシェゾーとも正解できず
- 12時開始の会は気付けば3時過ぎ。松崎氏の綿密な事前打ち合わせに感謝、持ち出しを心配
- 次回はミッシェル・ゲラール(1月25日)、3月浅草オマージュ、5月池尻大橋オギノで古典料理の会を予定
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