UCHIDA'S DINING JOURNAL
ラール・エ・ラ・マニエール
コースの流れ
| # | 料理 | 素材・特記 | ペアリング |
|---|---|---|---|
| 乾杯 | シャンパン アンリオ | のど越しをすっきり | 🥂 アンリオ |
| お通し | 野菜と塩入りスポンジケーキ/生ハムのムース・パートフィロ包みミモレット添え/スモークサーモンのサイコロ・サワークリーム添え/プチトマトの飴包み(リンゴに見立て) | 4種、いずれもシャンパンに最適 | |
| 前菜 | 塩でしめたサバの軽い炙り | 野菜添え、ゴマとユズのソース。ほぼ生の青魚 | 🍷 2010 リースリングVV(ミネラルのみ)/日本酒(グラス) |
| 魚料理 | クロダイのソテー | たっぷりのハニーキャベツ、魚のすり身コロッケ添え | 🍷 プロヴァンスのロゼ(ピット・ジョリー夫妻オーナー) |
| メイン | 鹿肉のソース・グランヴヌール | 粒コショウ入りポワヴラードに果実(ダークチェリー多)を加えた古典ソース、芽キャベツ・セロリ・栗の甘露煮添え | 🍷 2011 クローズ・エルミタージュ |
| デザート | コーヒーのブランマンジェ/オレンジのソルベ/グレープフルーツ・オレンジ/モンブラン状の栗 | 盛りだくさんの一皿 | 🍷 ソーテルヌ シャトー・カンテグリル(小グラス) |
| 小菓子 | クレーム・ブリュレ/冷やした飲むチョコレート/フロランタン/チーズケーキ | ワゴンで選択、液体チョコは何杯でも行ける美味しさ |
ペアリングの要点
**生サバ × ワイン vs 日本酒**
- 生に近い青魚は果実味・樽香とバッテイングし、ワインが合いにくい
- 自己主張しないミネラルのみのリースリングVVで「何とか合うか」という程度
- ソムリエ井口氏がグラスの日本酒を出すと完全にマリアージュ。生魚・青魚には日本酒
- 生ガキ×シャブリも同様で、安い単純なミネラル感のシャブリが合い、グランクリュは合わない
**鹿肉グランヴヌール × 2011 クローズ・エルミタージュ**
- 単体ではおいしくないワインが、鹿肉を食べ進めるとぴったり合ってくる不思議
- 古典的な組み合わせ=昔から受け継いだ完成された形と大満足
**デザート × ソーテルヌ シャトー・カンテグリル**
- 苦いコーヒーのブランマンジェの後に飲むと甘口がやや苦く感じる、ソムリエの意図通りのマリアージュ
内田氏のコメント
- 4種のお通しはいずれもシャンパンに最適で「素晴らしい滑り出し」
- パンは3種・バターは4種(プレーン/チーズ/クルミ/海藻)でいずれも美味
- マリアージュは味の構成の違いで決まり、料理に最適な酒は国境を越えるという学びを大いに楽しむ
- 単純な料理にはチープなワインが合うなど、マリアージュの面白さをたくさん体験したいと意欲
- 杉浦シェフの「古典に裏打ちされた腕前の確かさ」を味わったコースと評価
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