UCHIDA'S DINING JOURNAL
エメ・ヴィベール
コースの流れ
| # | 料理 | 素材・特記 | ペアリング |
|---|---|---|---|
| 乾杯 | ポール・ロジェ(シャンパン) | さわやかな風味・ソフトな酸味・繊細な泡、完璧な美味しさ | 🥂 ポール・ロジェ |
| アミューズ | パプリカのムース | ||
| 前菜 | フォワグラのコンフィ・イチジクのチャツネ・自家製ブリオッシュ添え | 店のスペシャリテ。身の詰まった滑らかな肌、綺麗なピンク色の本物のフォワグラ | 🍷 2008 ピノグリ・グランクリュ(アルザス/白・甘口) |
| スープ | 温かいワタリガニのポタージュ | 壺入り、下層に蟹のフラン。カニの匂いが強い贅沢なスープ | 🍷 2008 ピュリニー・モンラッシェ(白・辛口・ややクリーミー) |
| 魚料理 | 島根・浜田産スズキのポワレ・キャベツのムース・パセリとシトロンのソース | 刻みシトロンの酸味が印象的 | 🍷 2011 ロワール・ルージュ(赤/カベルネフラン+カベルネソーヴィニヨン) |
| メイン | ブルターニュ産仔牛のロース肉のココット焼き・そのジュ | 大きなブロックで焼き、目の前で切り分けるサービス。脂身は少ないがねっとり感 | 🍷 2003 シャトーヌフ・デュ・パプ(赤/グルナッシュ主体・ミディアムボディ) |
| デザート | せとかとマンゴーのジュレ・たれ蜜のグラス・エピスの香り | 上品な甘さ | 🍷 2006 シャトー・リューセック(貴腐ワイン/ねっとりした甘さ) |
| デザート(相手) | チョコレートのデザート | 🍷 グラハム 30年物ポートワイン(赤) | |
| 〆 | 小菓子ワゴン7種・エスプレッソ | ワゴンに27種類の小菓子、うち7種ほど。エスプレッソの苦さと対比 |
ペアリングの要点
**フォワグラのコンフィ × 2008 ピノグリ・グランクリュ**
- 遅摘みではないのに甘口で、甘さに酸味がしっかりあってフォワグラと素晴らしいマリアージュ
**ワタリガニのポタージュ × 2008 ピュリニー・モンラッシェ**
- 熟成が進んだ辛口・ややクリーミーな飲み口がポタージュのまったり感とよく合う
**スズキのポワレ × 2011 ロワール・ルージュ(赤)**
- 濃いソースとシトロンのやや強い酸味に対し、魚でも赤ワインがぴったり
**仔牛ロース × 2003 シャトーヌフ・デュ・パプ**
- 肉のねっとり感の後に赤ワインを含むと、口中の脂身が洗われ両者がより美味しくなる「優れたマリアージュの効果」
**チョコレートのデザート × グラハム30年ポート**
- ポートの赤い色がチョコの色に似ており、料理とワインの色が似たもの同士が好相性
内田氏のコメント
- 2004年オープン以来、料理・サービスの高い洗練度、都心のオアシスといえる美しい一軒家のロケーションでひいきの一軒として通った
- いつもサンルーム中央の最も良い席に案内されるなど、店の配慮に恐縮。常連にはお店近くに住む歌手のジュディ・オングさんもいた
- シェフソムリエ杉本氏が開催したシャトー・コス・デストゥールネルの垂直テイスティングの会の高水準に感動した思い出
- 以前ボヤいた「リエーブル・ロワイヤル(野兎)」を次回メインに用意してくれた、めったにできない優れたサービスに感謝
- 満席のなか、シャンパンから始まる完璧な料理とワインのバイザグラス6種を堪能、今日も大満足
- 来年夏、飯田橋あたりに新しい一軒家のエメ・ヴィベールが新庭園とともに再オープン予定。スタッフとの再会を楽しみに待つ
本アーカイブは、料理界の研究・発展を願って公開しています。掲載内容の無断転載、およびコンテンツ・データの商用利用を固く禁じます。すべての著作権は、令和美食倶楽部およびキュリナ株式会社に帰属します。利用規約