UCHIDA'S DINING JOURNAL
ラ・ジュネス
コースの流れ
| # | 料理 | 素材・特記 | ペアリング |
|---|---|---|---|
| アミューズ | フリチュール(シャペルゆかり) | ワカサギ、アナゴ、キス、シラウオ、セロリ葉。手でつまむ軽いフライ | 🥂 シャンパン・マム |
| 前菜① | 日光ヤシオマスのコンフィ | 那須高原今牧場のシェーブルチーズ、宇都宮産ビーツのヴィネグレット。低温オリーブオイルでゆっくり火入れ、彩り美しい(オトワのスペシャリテ) | 🍷 1998 ロワール オー・モワンヌ(白・熟成頂点で真黄色、スモーク料理に合わせて) |
| 前菜② | オマールのサラダ(シャペル伝説のスペシャリテ) | プリプリのオマール、サラダ菜、ハトの胸肉、ハム、秋トリフ。当時の完璧なスタイルで再現 | 🍷 2011 クローズ・エルミタージュ(ルーサンヌ+マルサンヌ、酸味まろやか) |
| スープ | 鹿沼産ゴールドラッシュの冷たいスープとトマトのソルベ | 天然の甘いトウモロコシと、酸味・甘みバランスの良い凝縮トマトのソルベ(オトワのスペシャリテ) | |
| 魚料理 | アマダイの鱗焼き ローヌ赤ワインソース | 小ナス・小芋添え。うろこが立ち軽い揚げせんべいのよう。餌の小エビに合わせ小エビを添える(小久江氏のスペシャリテ) | |
| メイン | 蒸した黒毛和牛 黒毛和牛と伊達鶏のコンソメ | 季節の野菜添え。ポトフのようにスープに半分沈む蒸肉を切って浸しながらいただく | 🍷 2011 ミッシェル・グロ オー・コート・ド・ニュイ(魚の赤ワインソースにも合うよう早めに供) |
| チーズ | フロマージュブランのアイスクリーム | 栗の花からの蜂蜜とともに。落ち着いた何気ない美味しさ | |
| デザート | 和梨と真珠卵のウフ・ア・ラ・ネージュ | 宇都宮永見果樹園の和梨、米だけ食べさせた真珠卵(黄身が真っ白)、シャルトリューズ・リキュールの薄膜のボール添え。オール純白 | |
| 〆 | 子菓子十数種類から選択 | マカロン、チョコ、フィナンシェ等。果物のジュレを中心にいただく |
ペアリングの要点
**前菜①(ヤシオマスのコンフィ) × 1998 ロワール オー・モワンヌ**
- スモークをかけた料理に合わせ、熟成が頂点で真黄色になった白を供。良く合った
**メイン(蒸し和牛コンソメ) × 2011 ミッシェル・グロ オー・コート・ド・ニュイ**
- 魚(アマダイ)も赤ワインソースなので、合わせられるよう早めに注いだサービスが見事
内田氏のコメント
- オーナー黒田氏の挨拶、両グランシェフのメニュー説明からスタート。店は満席で壮観
- フリチュールを手でつまみ、昔のポートピアのアラン・シャペルでの食事を回想。三ツ星店で手で食べさせる感性はシャペルが初めてで、優れた独自性として語り草
- オマールのサラダはフランスの料理評論家が「世界一のサラダ」と評した一品。当時ポートピアで家族4人で食べた感動がよみがえり、完璧な再現に小久江氏へ大感謝
- 音羽氏「素材の組み合わせだけで簡単に作れる料理が人気で、苦心して作った料理が不人気なことはよくある」との面白い解説
- 和梨と真珠卵のウフ・ア・ラ・ネージュは、見て驚き食べて美味しい、後世まで名前の残るオトワのスペシャリテと確信
- この夜のため当日昼の営業を休んで取り組んだ姿勢に敬意。デザート後に上品な音楽の実演。次回は11月、小久江シェフと日本ソムリエ協会会長・岡氏のコラボでテーマはブルゴーニュ
- 数か月に一度はこうしたイベントをやってほしいと希望。満足感に満ちたほろ酔い気分で退店
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