UCHIDA'S DINING JOURNAL
ロオジェ
コースの流れ
| # | 料理 | 素材・特記 | ペアリング |
|---|---|---|---|
| シャンパン | スリスコラン・エキストラ・ブリュット・ブラン・ド・ブラン | カキ氷の銀製ボウルから5種選択。すっきり爽やか | 🥂 スリスコラン ブラン・ド・ブラン |
| お通し | 赤ピーマンのムース・チョリソ風味のマカロン/栗のチュイル・リコッタ・トリュフ/ポークの舌先と足先の煮凝り・ラビゴットソース | 小さいのに手が込んだ3種 | |
| 前菜 | 毛ガニとカリフラワーのババロア・コキヤージュのジュレ・オシェトラキャビア・そば粉のブリニス | アサリのエキスのジュレ。ブリニスは太めのスティック状 | 🍷 ルシエン・クロシェ 2006 サンセール(白/遅摘み、収穫日10月10日表記、この15年で3回のみ生産) |
| 魚介 | 分厚いホタテのロティ・セップ茸のクリーム・アルバ産白トリュフと栗のチップス・カボチャのニョッキ・キノコのブイヨン | ムース仕立て | 🍷 2011 イグレック(白/シャトー・ディケム、ソーヴィニヨン・ブラン、ツンとした香りと酸味で余韻が長い) |
| 魚料理 | サラダ菜に包まれたアマダイのヴァプール・クレソンのクーリー・カブのフォンダンと貝類・鱗のクルスティヤン・ソースシャンパーニュ | 鯖寿司を意識した姿。カブをくり抜き貝類を詰め、鱗のフライをのせる | |
| メイン | 和牛フィレ肉のロティ・トリュフソースのラケ・フォワグラのラヴィオリ・ニンジンとズッキーニのコンフィ | ペリグーソースより軽いポートワインベース。フォワグラにエストラゴンを練り込む | 🍷 2005 ジヴリー・シャンベルタン ドメーヌ・ロワ・マルク・クロ・プリュール(赤/しなやかで鉄っぽい風味) |
| デザート① | マロンのパルフェグラッセ・ショコラブランのムース | 淡雪のような白チョコのムース | |
| デザート② | 洋ナシのコンポートとカシスのクレーム・ソルベポワール・ヌガティーヌ | 洋ナシをくり抜きナシのソルベ、上に丸いカシスのクリーム | |
| 小菓子 | ユズのタルト・チョコレート・ピスタチオのマカロン・プチシュー・赤い果物のゼリー/ワゴンの小菓子30種 | 果物ピール3種、ヌガー、生キャラメル、ライチのジュレ、ラムのチョコボンボン、ギモーヴ等 |
ペアリングの要点
**毛ガニの前菜 × 2006 サンセール(遅摘み)**
- 本来サンセールは酸味が命だが、遅摘みでほんのり甘く、料理に素晴らしくマリアージュ
- ソムリエ中本さんは「今日のような料理のときだけ登場させる」「生産年には毎回5ケース買う」と扱いにくいワインの使い方を熟知
**ワインの合わせ方について(中本さんの名言)**
- 「料理に合わせるのではなく、お客様に合わせる。だから何通りもある」
- お客様のレベルが違えば出すワインも違う。おもてなしの基本
内田氏のコメント
- イグレックの余韻(フィネス)の長さから、ワインの性質は人の手の影響はわずかでほとんどが土地・気候次第と学ぶ
- メインのトリュフソースは定番ペリグーかと思いきや軽いポートワインベース。ソースペリグーは別物でもっと重いと知る
- 1855年ボルドー格付け後のフィロキセラ被害、テロワールが残ればカベルネ・メルローを植え直して最良に、という中本さんの解説
- ブルゴーニュが王様・ボルドーが女王という評価の背景(歴代仏王の嗜好、英領の歴史、度数、流通の便)を教わる
- 「良いワインは基本的に良い畑次第」が今日の学び
- 小菓子ワゴンは30種で壮観。気付けば3時、名残惜しく帰途に
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