UCHIDA'S DINING JOURNAL
シック・プッテートル
コースの流れ
| # | 料理 | 素材・特記 | ペアリング |
|---|---|---|---|
| 乾杯 | — | ピノ・ムニエ主体。バランスが良く滑らか | 🥂 ガストン・シケ |
| アミューズ | コールラビとキャベツ・柚子の生春巻き風 | サス担当。さっぱりとかすかな風味(北欧風?) | |
| 前菜(3点) | キャビアのヨーグルトメレンゲ/シャンピニオンのムースを鶏皮で挟んだもの/フォワグラのテリーヌをポップコーンで覆い塩クリーム | 生井担当。年輪模様の分厚い板で供 | 🥂 ガストン・シケ |
| メイン | 藁でいぶした会津産馬肉のフィレ | 生井担当。ヤマゴボウのクーリー・ビーツ添え・ジュニパー(ネズの実)風味。良質の鹿肉のよう | 🍷 2009 ボーヌ・プルミエ・クリュ(ダヴィッド・クロウ/ベリー・ブラザース) |
| デザート | 菊芋のチップ・アイスクリーム・キャラメルソース | サス担当。フィンランド焙煎コーヒー風味。生のキクイモのスライス添え | |
| 〆 | 苺(トチオトメ)のコンフィ・飴コーティング | パチパチ音のする砂糖の粉。エスプレッソ |
ペアリングの要点
**イワナのたたき × 2013 ピクプール・ブラン**
- 牡蛎がソースのため通常より冷やすのを加減。白ワインがよく合った
**コンフィの卵・トリフ × 2012 マランジェ(シャルドネ)**
- ワインの樽香とトリフの香りを考慮し、よくマリアージュ
**馬肉 × 2009 ボーヌ・プルミエ・クリュ**
- ボーヌは酸っぱすぎる不安定さがなく安定感があり大好き。馬肉のソテーによく合った
内田氏のコメント
- サスシェフは2012年開店、2013年ヘルシンキ・ベスト・レストラン賞、2014年ミシュラン一つ星+世界ベスト50入りの出世頭。野菜に異常な愛着で自家菜園を持つ
- 料理の師匠を問うと「フィンランドの伝統料理・母の料理・機内食」。フランスの偉大な料理長の影響はないと。全く別の価値観
- 静岡のマス養殖場でイワナを見て使いたいと熱意。築地市場でも大興奮。昆布にも強い関心。日本の食文化と共通の思想を感じる
- サスの持ち味は「あくまで繊細で優しい料理」。ボキューズのような直球で濃い味とは相反する。「合わせるなら水のほうが」と思うほどの繊細さ
- メインも小さなフィレ二切れでポーションが小さく、お腹が一杯にならず不満。独創性の提案にお金を払うので大満足だが、初心者にはカツライスやポークソテーのほうが美味しいと感じるかも
- 北欧料理思想への関心が高まり、来週のマンダリン・オリエンタルの料理がさらに楽しみに
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