UCHIDA'S DINING JOURNAL
ボー・デパール
コースの流れ
| # | 料理 | 素材・特記 | ペアリング |
|---|---|---|---|
| 乾杯 | シャンパン | 直輸入のネゴシアン物、ここだけ | 🥂 ミッシェル・フォルジュ・ブラン・ド・ブラン |
| アミューズ | フルーツ・トマト | イチゴ並みの糖度 | 🥂 ミッシェル・フォルジュ(同上) |
| ポタージュ | 新玉ねぎのピュア・ヴルーテ | 水を一切加えない、自然の甘味の滑らかなポタージュ | 🍷 2013 リースリング(ほんのり甘い・ミネラル感) |
| 前菜 | 五色ダイコンのマルチコレロとボタンエビ・自家製カラスミ添え | 薄切り5色ダイコンでボタンエビをくるむ。塩味控えめで柔らかな自家製カラスミ | 🍷 2011 ポン・デザール(シャトー・マルゴーのオーナー作SB/白) |
| 野菜料理 | サヤアカネ(ジャガイモ)のパピヨット(紙包み焼き) | 破ると芋の香りが立ち昇る | 🍷 2008 アルボワ(ジュラ/サビニャン・ヴァンジョーヌ的シェリー風味) |
| 前菜 | ヤリイカのチジミほうれん草のファルシ・真鯛のエキスの濃いブイヤベース・ソース・白インゲン添え | 大ぶりヤリイカ胴にホウレンソウを詰める。足は別にコンフィ | 🌸 2012 ラ・クロワ・デュ・プリウール(プロヴァンス・ロゼ/グルナッシュ) |
| 魚料理 | サワラのスナッケ・菜の花のピューレとブイヨン | 目の前で熱々ブイヨンを注ぎ、菜の花ピューレが溶け緑が広がる。スナッケ=丁寧に軽く火を通す | 🍷 2009 ピュリニー・モンラッシェ(作り手エチエンヌ/白) |
| メイン | 和歌山産野生のイノシシのヴァリエーション・ソース・ポワヴラード・クリーミーなポレンタと泥ニンジンの蒸し煮添え | 捕獲ネット確保で散弾の心配なし。肩ロースは柔らかく癖少なめ、バラ肉は脂が乗り野生の風味 | 🍷 2012 マデイラン(赤) |
| 〆(ご飯) | 根三つ葉のリーゾ | ブイヨンで炊いた味わいの強いご飯 | 🍶 日本酒「久平次」(名古屋/パリのブリストルのリストにも掲載) |
| デザート | 柑橘のジュレのカンパリ風味・セロリのアイスクリーム・セロリ添え | ミカン・オレンジ・日向夏・キンカン。カンパリが柑橘をスカッとさせる | 🍷 1989 ゲヴェルツトラミネール(ヒューゲル/甘口) |
| 〆 | ハーブティー・カヌレ・ド・ボルドー | ブレンドハーブ茶(レモングラス・レモンバーム・ミント・ベルベーヌ)。カヌレは蜂須賀シェフのスペシャリテ |
ペアリングの要点
**サヤアカネのパピヨット × 2008 アルボワ**
- 単独だと「なにこれ?」という風変わりなシェリー的味わいだが、ジャガイモと合わせると良く合う
- 内田氏評:「このあたりがマリアージュの不思議なところ。高野さんは良く味わいを押えている」
**完全バイザグラスへの感動**
- 通常スープにワインは合わせないが、ポタージュにまでマリアージュのワインが供された
- 一皿ごとに初めて出会うワインが続き、「本気で一品ごとのマリアージュを考えてくれている」と感謝
内田氏のコメント
- 京都の結婚式場が親会社で、和風テイストをふんだんに織り込んだフレンチ。全10品6千円は大変リーズナブル
- 過去2回は内田氏一人だったが今回は満席の盛況。人気が浸透してきた様子
- カヌレの薀蓄(濁ったワインの清澄に卵白を使い、余った卵黄でボルドーの郷土菓子が生まれた)を披露し、こうした薀蓄が大好きと記す
- 2週間に一度メニューが変わる、1年24節の季節感のあるお店。真夏のメニューを楽しみにしたいと締める
- 蜂須賀シェフ・高野支配人とは親しい間柄で、心よりの感謝を伝えて店を後にした
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