UCHIDA'S DINING JOURNAL
ボー・デパール
コースの流れ
| # | 料理 | 素材・特記 | ペアリング |
|---|---|---|---|
| 乾杯 | ハウスシャンパン | ミッシェル・フォルジュ・ブラン・ド・ブラン | 🥂 ミッシェル・フォルジュ ブラン・ド・ブラン |
| アミューズ | パニス | ヒヨコマメ粉をスティック状に揚げ、バジル・コリアンダー入りサワークリームに付ける | |
| 前菜① | ズッキーニのヴルーテ・ブラータ添え | ヴルーテ=ビロードのような滑らかさ。ブラータはモッツァレラに似たチーズ | 🍷 2013 ヒューゲル リースリング(白) |
| 前菜② | マグロのタルタル・サラダニソワーズ仕立て | ニース風。タルタルと上の野菜ニソワーズのボリューム多く大満足 | 🍷 2013 ラ・クロワ・ド・プリウール(プロヴァンス・ロゼ/極淡いピンク) |
| 野菜料理 | ミジョテ・ド・レギューム | 蜂須賀料理長のスペシャリテ。茹で方の違う野菜にバルサミコが利く | 🍷 2012 アルボワ(ジュラ/シェリーっぽい風味、料理とベストマリアージュ) |
| 前菜メイン格 | 地鶏のカネロニとセップのフォンダン | 太いカネロニに柔らかく調理した地鶏を詰め粉チーズ。下に味付けした刻みセップ。味濃く、メインになり得る | 🍷 2002 ヴォーヌ・ロマネ(赤/13年熟成で自己主張) |
| 魚料理 | サワラのグリエ・青海苔のブイヨン | 色鮮やかな細かい青海苔が多数浮く磯の香り。身の柔らかいサワラ | 🍷 2006 シャサーニュ・モンラッシェ(白) |
| メイン | ランド産ピジョノー(仔鳩)のロティ・アンチョヴィ風味のジュ・ダバ・フォワとハツのソース | 高野さんが目の前でデクパージュ。ランドはボルドーに近い地方 | 🍷 2003 シャトー・シマール(サンテミリオン/メルロー主体・猛暑年の完熟ブドウ) |
| 〆 | 仔ウサギとエスカルゴのジャンバラヤ | 定番のブイヨンで炊いたご飯。ジャンバラヤ(米南部の米料理)のルーツはパエリア | 冷酒「渓」(ノンフィルター日本酒) |
| デザート | フルーツと花とスパイスのフルーツポンチ・ハイビスカスのアンフュージョン | 梨のシャーベット、バラなどの花びらを散らした色彩豊かなデザート | 🍷 2005 ピノ・グリ(アルザス・グランクリュ/遅摘み・甘口) |
| 小菓子 | カヌレ | 蜂須賀シェフのスペシャリテ。ハーブティーとともに |
ペアリングの要点
**ミジョテ・ド・レギューム × 2012 アルボワ**
- 単体ではシェリーっぽくけして美味とは言えないワインだが、この料理にはベストのマリアージュをする
- ワイン教室でアルボワの特徴を覚えても、料理と合わせなければ使い方は分からない。料理と合わせると倍楽しくなる
**地鶏のカネロニ × 2002 ヴォーヌ・ロマネ**
- 高野さん曰く「13年経過し、ワイン自身が自己主張している」。その味わいを聞いてあげると本当に美味しいと感じた
**サワラのグリエ × 2006 シャサーニュ・モンラッシェ**
- 前のメイン格に赤(ヴォーヌ・ロマネ)が出てしまったが、青海苔の強い磯の香りと柔らかなサワラに白を合わせ、先の赤を忘れて楽しめた
内田氏のコメント
- お客様をご案内しての訪問。9皿に対し高野支配人へ完璧なバイザグラスを依頼
- 2003シャトー・シマールは、高野さんがフランス滞在中に40度に達し早々と収穫を終えた異常気象の年のワイン。完熟ブドウらしく若々しく、あと10年は熟成が進む美味しさ
- ジャンバラヤのスパイス風味に負けない冷酒「渓」、御飯には日本酒が素直に合う
- 9種類の美味しい料理と9種類の個性豊かなワインのマリアージュが素晴らしかった
- お客様もバイザグラスのマリアージュを楽しまれていると感じた
本アーカイブは、料理界の研究・発展を願って公開しています。掲載内容の無断転載、およびコンテンツ・データの商用利用を固く禁じます。すべての著作権は、令和美食倶楽部およびキュリナ株式会社に帰属します。利用規約