UCHIDA'S DINING JOURNAL
一凛
コースの流れ
| # | 料理 | 素材・特記 | ペアリング |
|---|---|---|---|
| お通し | タケノコとアオリイカの木の芽和え | 変わることのない昔からの定番のマリアージュ | |
| お造り① | 貝の寄せ見 | 赤貝・とり貝・蕨・木の芽山椒、出す直前にショウガ風味の酢をかける | 🥂 奥野田ワイナリー フリザンテ(自社畑デラウエア100%・濁りスパークリング) |
| お造り② | 桜鯛 | 紫蘇の花を叩いて身をほぐし醤油へ、わさびは身に乗せて、添えの大根・ミョウガも新鮮 | 四万十ノ純米大吟醸おりびき(文本酒造・酒米「夢の吟」・精米45%・非加熱・無加水) |
| 吸い物 | 岩手産生ウニときぬさやの澄まし椀(沢煮椀) | お吸い物の時はフレンチのスープ同様お酒なしでよい | |
| 八寸 | 新もずく/鯵の棒寿司/甘く煮た小タコ/ホタルイカ/花ワサビ/そら豆の自家製豆腐かけ/ミニ茶碗蒸し(タケノコのヒメカワと桑名の蛤)/湯葉・椎茸・ユリ根の東寺蒸/能登の赤ナマコ/赤貝のヒモと田セリ/琵琶湖の稚鮎の甘露煮/姫サザエ/たらこの煮物 | スペシャリテ。13種類を盛る壮観な一皿、五味・五色・五法を体現 | 🍷 ラ・フロレット・ハナミズキブラン 2015 奥野田ワイナリー(甲州・マセラシオン長め、オレンジがかった色調)/惣花 純米吟醸 日本盛(宮内庁御用達・精米55%) |
| 揚げ物 | 茨城のレンコン/岐阜のタラノメ/徳島のコシアブラ/徳島産椎茸 | 揚げたて、天つゆが濃くて美味で余さず完食、塩も添え | |
| 焼き物 | サワラの焼き物 | 柚子をたっぷり絞って。焼き上げる直前に塩を振る昔の技法 | |
| 御飯 | 鯛めし | 蜆の塩辛さの少ない赤だし添え | |
| 甘味 | 自家製桜餅とお茶 | 春らしい一品 |
ペアリングの要点
**食前酒:奥野田ワイナリー フリザンテ**
- 甲府盆地・開業27年目のワイナリー、自社管理畑100%のデラウエア
- 濁りスパークリングでシードルのよう、さっぱりして美味
**八寸 × ハナミズキブラン/惣花**
- 八寸には2種を順に提供。甲州のオレンジワインと宮内庁御用達の純米吟醸を合わせる
- 惣花はグラスで時間が経つと甘さを感じ、盛り上がるような酒
内田氏のコメント
- 店主・橋本幹造さんの解説「日本料理はあまり進化していない、引き算の料理。今日は根幹の料理を出す」に共感
- 「しめり箸」(水で濡らした箸)は清める意味と、乾いた箸が素材の匂いを移すのを避ける意味があると学ぶ
- 八寸は本来前菜だが、一凛では順番を後ろにずらしハイライトに据えている点に着目
- 確立された基本料理(タケノコ・アオリイカ・木の芽の定番和え等)を確かめられたことに感激
- 二階の窓から春の陽光と新緑、美味しい料理と酒で「えも言われぬ幸せな気分」
- 「真夏にはどんな料理を?」の問いに、暑い時こそ熱い料理が合うとの答え。この夏の再訪を期待
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