UCHIDA'S DINING JOURNAL
奏
コースの流れ
| # | 料理 | 素材・特記 | ペアリング |
|---|---|---|---|
| 食前酒 | 梅原酒×シャンパーニュのブレンド | 日本酒・月ヶ瀬の梅原酒にシャンパーニュをブレンド。梅の香りのあるシャンパーニュ | 🥂 食前酒 |
| 先付 | ごちそう素麺 | 塩水で洗った生ウニ・キャビア・イクラ・からすみ添え。化学処理をしていないウニ | 🥂 2008 パイパー・エドシック(シャルドネ50%/ピノ・ノワール50%) |
| 前菜① | 下北半島のメバルと春野菜蕪蒸し | 金柑を乗せて。コゴミ・ワラビ・菜の花・セリ・三つ葉などの春の七草、摩り下ろした蕪 | |
| 前菜② | 桜色の池に泳ぐニジマスの子 | 小梅で色付けした桜色のジュレ、ニジマスの内臓の苦み、カタクリの花のつぼみ | |
| 前菜③ | 物集女産白子筍の丸焼き | 朝採れの筍を2時間茹でてえぐみを除く。竹炭塩・自家製桜塩・木の芽味噌・八丁味噌の四種で味わう | |
| 椀 | 蝦夷アワビの潮汁 | アワビの潮汁仕立て、オランダ産レッド・キャロット、昆布だしを濃い目に | 🥂 2008 パイパー・エドシック |
| お造り① | 壱岐産活〆黄ハタ昆布巻き 柚子ソース | 熟成させた身がモチモチ、柚子のジャム、ウインター・パースレー添え | 🥂 アルフレッド・グラシアン(シャルドネ50%/ピノ・ノワール・ピノ・ムニエ) |
| お造り② | 那智勝浦産天然本マグロの醤油麹の漬け/三重産活〆カンパチの燻製 | シャンパーニュ醤油(1対2)、本マグロは何もつけず、淡い生海苔添え | 🥂 アルフレッド・グラシアン |
| 焼き物① | 銚子産鰆の味噌幽庵焼き | 4日間幽庵味噌に漬け込み、肉厚。原木マイタケ・栃木産ミニトマト・北海道産アスパラ・カリフローレ添え | 🥂 ボーモン・デ・クレイエール(ピノ・ムニエ主体) |
| 焼き物② | 函館産ホタテ・トリフ餡 | 軽く炙った小ぶりのホタテをトリフ風味のジュレが覆う、香り高い黒トリフ | 🥂 ボーモン・デ・クレイエール |
| サービス | 新玉ねぎの松前酢 | お猪口入り。火を入れてすぐ止めてえぐみを消す、酸味で舌を引き締める | |
| 強肴 | 水郷の赤鶏・タプナード味噌添え | 放し飼いの若鶏、皮パリパリ。タプナード(アンチョビ・ケッパー・オリーブ)+八丁味噌、シークワーサー、新ジャガ、フキノトウ味噌、ほおずき | |
| デザート | ロゼシャンパンのジュレで覆った果物 | 文旦・琵琶・イチゴ。アルコール分を残した辛口の大人の味わい | 🥂 ロゼシャンパン(ジュレ) |
| 〆 | 緑茶(外国スタイル) |
ペアリングの要点
**蝦夷アワビの潮汁 × パイパー・エドシック**
- 普通はシャンパンに椀は合わせないが、エドシックに合わせて昆布だしを濃い目に仕上げた
- 塩っぽい潮汁とミネラル感のあるシャンパーニュは合うはず——初めての体験
- 広瀬料理長の言葉「お椀も、ソースのように」に感心
**本マグロの漬け/生海苔 × アルフレッド・グラシアン**
- 柑橘とシャンパーニュが合うという通り、柚子ジャムが良いマリアージュ
- 淡い味わいの生海苔がシャンパーニュと好相性(ミネラルつながり)
**水郷の赤鶏 × シャンパーニュ**
- 酸味を強調しすぎるとシャンパーニュの酸味がぼけるため、度合いの調節が難しい
内田氏のコメント
- 当社の仕入れ先の大手をお招きして訪問。開店一周年の、創作和食にシャンパーニュを本格的に合わせる稀有な店
- 「桜色の池に泳ぐニジマスの子」は見た目の美しさ・美味しさ・意表を突くアイデアの三拍子揃った星付きの料理。広瀬友子料理長の才能の豊かさを感じた
- よく料理とワインの相性を研究していると感心
- 店は24節季ごとにメニューが変わるため、食べられないメニューが残念なほど魅力的
- 一同大満足で店を後にした
- 退店後、20日オープンのギンザSIX13階「ロム・デュ・タン」(アニュの姉妹店)のレセプションへ向かうも、タッチの差で閉店時間だった
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