UCHIDA'S DINING JOURNAL
鷹匠寿
コースの流れ
| # | 料理 | 素材・特記 | ペアリング |
|---|---|---|---|
| 乾杯 | — | 持ち込み | 🥂 シャルル・エドシック 2005(コクのあるシャンパン) |
| 前菜 | 枝豆・砂肝の焼き鳥・肝串・ジュンサイ・鳥わさ | 5品の前菜、すべて美味 | |
| 揚げ物 | 鶏のから揚げ ネギ油添え | 大皿盛り、骨を口で分けながら。味は一流 | 🍶 九平治(名古屋の名酒・日本酒) |
| 鴨① | 鴨の胸肉(炭火・鉄板焼き) | 横に切り分け、火の温度300度。大根おろしと醤油の器へ。冷凍戻しの野生鴨だが強い味わい | 🍶 九平治 → 🍷 2005 サヴィニー・レ・ボーヌ 1er レ・ヴェルジュレス(赤) |
| 鴨② | ささみの肉 | また違った風味 | 🍷 2013 フリーマン(カリフォルニア・ピノ・ノワール100%・14度フルボディ) |
| 焼き物 | 小ぶりなシイタケ・筒切りのねぎ | 鴨の油をつけながら焼く/半焼 | 🍷 2013 フリーマン |
| 鴨③ | 脂ののった腿肉(蒸し焼き→燻し) | 違った美味しさで感銘 | |
| 〆 | 鶏の鳥飯・鴨のお澄まし | 日本海苔の香ばしさが良い | |
| デザート | メロン・サクランボ | フルーツで締め | |
| お土産 | 紀文堂の人形焼き | 浅草らしいお土産付き |
ペアリングの要点
**鴨 × 九平治/赤ワイン**
- 店主曰く「鴨は食べやすいが強い味わいなので、お酒が軽くなる」
- 言葉どおり、九平治・サヴィニー・レ・ボーヌともに鴨に負けてとても軽やかに変身
- フルボディのフリーマンですら軽く感じるほど鴨の潜在力が強い
- 店主推奨:シャトー・デュクリュ・ボーカイユ、シャトーヌフ・デュ・パプ、アマローネなど
内田氏のコメント
- 一見お断り・写真不可・現金のみ・小ぶりなグラスなど事前のハードルが多く、サービスの一流性に疑問を抱きつつ訪問
- シャンパングラスは昔風の口の開いたタイプで「現代の流行と隔世の感」。人気の永続する店ほど流行に鈍感になりがちと考察
- 「お酒が負けるマリアージュはめったにない」——鴨の味わいの強さをいやというほど実感
- 野生の鴨は薬が入っていないため力強い。江戸時代から侍に供してきた百年続く店で常連に支えられている
- 深谷隆司元大臣ほか有名人がお忍びで来店。シャトー・ジスクールのオーナーが持ち込んだ逸話も
- 費用はワイン・日本酒込みで約3万円。「一度は行くべき」と評価し、希望者を募って再訪する意向
本アーカイブは、料理界の研究・発展を願って公開しています。掲載内容の無断転載、およびコンテンツ・データの商用利用を固く禁じます。すべての著作権は、令和美食倶楽部およびキュリナ株式会社に帰属します。利用規約