UCHIDA'S DINING JOURNAL
シェフズルーム
コースの流れ
| # | 料理 | 素材・特記 | ペアリング |
|---|---|---|---|
| 乾杯 | — | 🥂 ジャン・ペルネ 2008 ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ | |
| お通し | 自家製ソーセージ | 銀の楊枝でいただく。各人にエシレのバター | 🥂 ジャン・ペルネ 2008 |
| (酒) | — | ブドウ3種混合で色合いやや濃く味わいどっしり、1本目との対比 | 🥂 オートロー 2008 グラン・クリュ |
| アミューズ | ホタテ貝のブルギニヨン風 | 小さな熱々フライパンで。エスカルゴ用ソース・ブルギニヨンで調理、下にほぐしたタラ。トマトのディップが酸味のアクセント | |
| 前菜 | 舌平目のスチームクッキング・ヴェルヴェーヌの香り・初夏の候層に包まれて | 香草ヴェルヴェーヌを舌平目で渦巻に。イカリング中にマグロのタルタル、丸トマトで覆う。エゴマのマヨネーズの花模様、ポン酢のジュレ、焼きチーズのシート | 🥂 クリスチャン・セネズ 1996(古酒気味。紹興酒・梅酒・シェリー香の評) |
| スープ | 黄色ズッキーニの冷製スープとバジリコ風味のトマトスープのマリアージュ | 中央に花に詰め物をしたズッキーニ、左が黄・右が赤の中華の陰陽のような色合い | |
| (白) | — | 2種同時供。シャルドネ/ヴィオニエ。ギガルは独特の美しい黄金色のねっとりとした液体 | 🍷 プイイ・フュッセ 2009 / ギガル コンドリュー 2008(白) |
| 魚 | ブルターニュ産オマールのバラ飾り・ブランダード添え | 白い楕円陶器の蓋を取るとオマールの身が殻とともにアメリケーヌソースに。チューブのアイオリソースを押し出して。プレゼンの迫力に一同感動 | |
| メイン | フランス産乳飲み仔牛のクリーム煮・カレー風味 | 古典的ブランケット・ド・ヴォーのアレンジ。カレー風味の中に3種類のレモンのコンフィとバニラ風味。解禁になった仔牛のミルキーな味わい | 🍷 ケンゾーエステート 2013 リンド(カリフォルニア・赤) / シャト・コス・デストーネル 1987(ボルドー・サンテステフ/カベルネ60%・メルロー40%) |
| チーズ | フランス産熟成フロマージュ(ハードタイプ5種) | ボーフォール/アボンダンス/ミモレット/コンテ/カンタル。大きなブロックのままワゴンで。マンゴーとショウガのジャムがアクセント | |
| デザート | 白桃のムースとそのゼリー寄せ・アールグレイのソルベ | 牧野シェフ・パテシエ直々の説明。アールグレイのタンニンが桃を引き立てる。赤いものはハイビスカスのサバラン | |
| 〆 | コーヒー・紅茶/小菓子(おみやげ) |
ペアリングの要点
**舌平目(前菜)× クリスチャン・セネズ 1996**
- 前2本のシャンパンがグラスに残るうちに比較したく、古酒気味のこの1本を抜栓
- スッチー(CA)ら参加者から紹興酒・梅酒・シェリー香など多彩な味わいの表現が飛び出す
- 内田氏評:「きれいに古酒独特の味わいになっていて、本当においしい」
**メイン仔牛 × コス・デストーネル 1987**
- 20年セラーで寝かせた1本。山田シェフ・ソムリエが1時間前にデカンタ
- 「もう飲みごろと思っていたが、まだ若いと感じ嬉しくなった」。家の在庫はもっと寝かせる判断に
内田氏のコメント
- 福田総料理長自ら調理し、鳥居・唐川(宴会マネジャー)、山田(クーカーニョのシェフ・ソムリエ)、三沢(パンのシェフ)、牧野(シェフ・パテシエ)らセルリアンの指導者層が貸切でサービス。「オールスターを独占状態にしてよいのか」と嬉しい悩み
- パンの長老格・三沢氏(日経夕刊に特集が載るほどの有名人)が焼き立てバゲットを竹籠で。表面のぱちぱちという音に一同感動。「クオリティのレベルを超越した最高峰のサービス」
- ワイン7本は1か月前から持ち込み山田氏に預けて状態を安定させた。白ワインの状態を最も心配したが2本とも良好
- 7月11日の16周年フェアで持ち帰り損ねたチューブ入りアイオリソースを、レポートでぼやいたのを唐川氏が見て今回特別に用意してくれ大感謝。今回はしっかり持ち帰った
- オマール料理を「プレゼンの迫力とともに食べて美味しく素晴らしい料理」。福田料理長自らの説明を「稀有なことで格別」
- ライオールのナイフの装飾(ミツバチ)をセミと見間違える話、セミがスペイン語でシガー(葉巻の語源)という蘊蓄を披露
- ロッカー上に積まれた中国的な箱は16周年で使ったツバメの巣、一箱40万円と知り驚く
- 「今日も東急セルリアンの調理部門のオールスターによる特別な空間の特別料理を堪能」「この世の天国を味わいました」と結ぶ
本アーカイブは、料理界の研究・発展を願って公開しています。掲載内容の無断転載、およびコンテンツ・データの商用利用を固く禁じます。すべての著作権は、令和美食倶楽部およびキュリナ株式会社に帰属します。利用規約